自動車は趣味っ!しかしながら趣味の範疇を超え始めた自動車業界の物語02
○同じように官僚や行政、考古学学術学会でも失策続きでした。むやみな競争やそ
の影が深かったのが、当事者たちのいいわけでした。最初には悪人はいなかった。
不作為 という言葉がリフレインされてきます。「わかってはいたが、止められな
かった」「してはいけないことを誰も意見しなかった」「意思決定の空気」
○20%の新車種製造過剰がデフレを招き、質実剛健の金融機関が30%のリストラを実
行中です。組織の中のお父さんや恋人たちは、どこも間違っていなかったのに不遇
を余儀なくされています。入社時の約束は果たされず去っていく人たちがあります
○環境や国や会社、組織に揺られながらも自身の解決課題をきちんと持てたか。不
作為の罪を負う事はなかったか。目前の業務やその延長にある自動車趣味マニアを忘れなかっ
たかを問われているように思います。