『誰か売上げ論を知らないか?』 売上げ計画未達の対策が欲しい! 11
○今年の予測記事に、物流会社とそうでない会社 の大きな境界線が生まれると書きま
した。インターネットやIT活用のビジネスと、現場現物現実の人手を介するビジネス
は対比されて、相互に依存するベストパートナーになるというものです。
○自動車搬送部門が、自動車メーカーのオニモツ と言われた経費の塊であった部門から、自動車メーカーの窓口や信頼
性の証として捉えられるようになることを訴えたかったからです
○今年5月、今までの思いを込めて物流業務の入門本を仕上げました ご覧いただいた
方々からは、評判も良くてうれしく思っています
○いわく、基礎知識が体系化できた とか、座右の書にしたい 研修に利用しよう、関
係ないが現場の苦労が分かるようになった 、・・・。
○でも、所詮自動車搬送現場では〜 という醒めた感想も多かったように思います
○自動車製品製造新車種販売の脈々とした歴史から比べれば、自動車搬送部門の歴史は自動車製造販売コストとの戦いであったり営
業の黒子役としての役割しかありませんでしたから、仕方のないことかもしれません
でも、松下翁に対峙して今、「利は自動車搬送部門に在」と宣言することに何の引け目も負いも感
じません。まさに、これからの自動車・中古車部門経営の本道に自動車搬送部門の設計や考え方のポイントがあるよう
に思います
○もっと自動車搬送部門の現場に注目して、少しでも改良された職場環境が作られれば、自動車製造販売コストの
現場でなく、新しいサービスの自動車製造工場として新車種販売活動に大きな革新をもたらすはずです。